肛門科 田淵クリニック
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治療方針
日本人の約半数は、何かしらの「痔の症状」を経験しています。 場所が場所なだけに、この病気の場合、生活上の不便さ、心理的な苦痛、身体的な苦痛を長い間がまんされてる方も多いようです。
しかし、痔は癌などと異なり良性の病気なので、すぐに手術が必要となる病気ではありません。

日常生活の工夫や坐剤、軟膏等の使用により手術をしないで治癒もしくは改善する場合が多く、早めに治療されることをお勧めします。
1: 痔は良性疾患なので、まず、保存的(薬を使って)に経過を見ます。早く手術をしなければいけない病気ではありません。
2: 薬で症状が無くなる、もしくは、日常生活に何ら支障のない状態であれば、日常の注意点に気をつけ、薬でその状態を保つよう指導いたします。
3: 保存的な治療で良くならない痔については、色々な治療法があり、一人ひとりに合った治療法を提案させていただきます。
4: 肛門出血や、便通異常を感じる方には、大腸の疾患が隠れていないかを
考えながらの治療、検査を心がけております。
*土曜日以外は、ほぼ毎日大腸内視鏡検査を行っています。(予約制)
5: 最新の治療法に対応できるように心がけております。
(最新の内痔核の治療法であるジオン注を積極的に行っております。)
※より精度の高い検査を行うために、最新の電子内視鏡システムを導入しています。
痔は大きく分けて痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)の3つに分けることができます。まず、あなたの痔が、どのタイプか知ることから治療は始まります。

直腸肛門部の血行が悪くなり、血管の一部が膨れ上がる状態です。立ちっぱなしや座りっぱなしの生活などから肛門部の血行障害によってできるタイプです。

(内痔核)歯状線よりも上の粘膜の部分にできる痔核。最初のうちは排便時の出血のみで痛みはありませんが、病状が進むと肛門クッションの過伸展が加わり、肛門外にスライドして脱出を生じます。イボが肛門の外に出て炎症等による痛みを生じる場合があります。

(外痔核)いきみ等から生じる肛門皮下の静脈の血栓(血の固まり)や血腫(血が溜まってできたもの)で強い痛みを感じる痔核。

【Ⅰ度】
痛みはなく、排便時に出血することが多い。
痔核の脱出もみられない。
【Ⅱ度】
排便時に脱出するが、自然ともどる。
出血があり、痛みも出てくる。
【Ⅲ度】
脱出して、指で押し込まないと戻らない。
出血があり、痛みも出てくる。
【Ⅳ度】
指で押し込んでももどらない。粘液がしみ出して下着が汚れる。固くなって痛みも出血もなくなる。
【血栓性外痔核】
肛門周囲に血栓(血の塊)がつくられたもの。
皮膚が破れて出血することがある。
はげしく痛む。

裂肛になると排便時に痛むため、トイレをがまんして、ますます便が硬くなり悪化することがあります。また、排便時に少量の出血も見られます。

【急性裂肛】
【慢性裂肛】

肛門周囲の皮膚に出口ができて、うみが出ます。
出口がなかったり、出口がふさがると肛門の周りが腫れて激痛が続き高熱を伴う場合があります。

【肛門周囲膿痕の病態】
【痔瘻の病態】
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